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北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
石狩川自転車道は、北海道の空の玄関口からのアクセスに優れた総距離52.8kmのサイクリングロードである。道内の基幹サイクリングルートのハブとしての役割を持ち、石狩川の河川敷を積極的に活用した安全性の高いコース設計が特徴である。広大な田園地帯が広がる空知管内の深川市と砂川市を石狩川に沿って結ぶ比較的平坦なルートであり、初心者から上級者まで走りやすい環境が整っている。
総距離24.9kmのサイクリングロードである利尻島自転車道は、利尻島の周囲約60kmを一周するルートの一部であり、中央には利尻山がそびえる。体力に自信のある人向けのコースで、日本海に浮かぶ利尻山は季節や角度によって異なる表情を見せる。沿道には美しい海岸線が広がり、礼文島を望む360度のパノラマ景観が特徴である。彩り豊かな自然美と絶景が楽しめるルートであり、サイクリストを魅了する環境が整っている。
旭川層雲峡自転車道は、旭川市常磐から層雲峡までの68.4kmにわたるサイクリングロードである。石狩川沿いを進み、大雪山連邦を望む景観が特徴である。標高差約524mのコースで、道中にはアイスパーク滑空場やアイスパビリオン、層雲峡オートキャンプ場などのレクリエーション施設が点在する。標識が整備され、走りやすいと評判である。
釧路阿寒自転車道は、釧路河畔公園から阿寒町総合運動公園までの26.7kmにわたるサイクリングロードである。雄別鉄道の廃線跡を利用して整備され、「湿原の夢ロード」とも呼ばれる。釧路湿原や釧路市動物園を経由し、丹頂鶴の飛来地としても知られる自然豊かなルートである。旧駅名を冠した休憩所が点在し、鉄道の歴史を感じながら走ることができる。運が良ければ丹頂に遭遇することもあり、魅力的なコースである
オホーツク自転車道は、網走市の中央公園を起点に、網走湖・能取湖・オホーツク沿岸を経てサロマ湖畔へ至る総距離39.9kmのサイクリングロードである。網走国定公園内に位置し、サンゴソウ群生地などの見どころが点在する。勾配は緩やかで、水辺を走る快適なコースであり、初心者にも適している。途中には3カ所の駐輪場があり、駐車場やトイレ、休憩スペースが完備されているため、各自のペースに合わせた利用が可能である。網走川沿いから網走湖、能取湖へと進み、ハマナスの咲くオホーツク沿岸を経由しながらサロマ湖へ至るルートは、雄大な自
豊平川自転車道と滝野上野幌自転車道路は、総距離43.2kmのサイクリングロードである。豊平川に沿って整備されており、市街地を流れる急流河川として治水対策が施されている。札幌市街地を貫流し石狩川へ合流する豊平川の自然と都市構造物の対比が特徴的である。沿道には滝野すずらん丘公園や真駒内公園、ウォーターガーデンなどのレクリエーション施設が点在し、市内中心部の町並みや緑豊かな公園を眺めながら走ることができる。
支笏湖公園自転車道は、王子製紙苫小牧工場専用鉄道の廃線跡を活用して整備された全長22.9kmの自転車歩行者専用道路である。千歳市の錦町から支笏湖モラップまで続き、千歳川沿いに走るルートには、名水ふれあい公園や千歳さけますの森、王子製紙千歳第一発電所などの観光スポットが点在する。終点では支笏湖の美しい景観が待ち受けており、支笏湖ビジターセンターでレンタサイクルの利用も可能である。
真駒内手稲豊平川自転車道路は、総距離56.5kmのサイクリングロードである。豊平川沿いの真駒内公園を起点に手稲区を通過し、石狩川沿いを経て再び豊平川へ戻るルートとなっている。川沿いの景観を楽しみながら走ることができ、長距離のため体力のあるサイクリストに適している。
札幌恵庭自転車道は、総距離25.6kmのサイクリングロードである。北広島市と札幌市を結び、JR千歳線に沿って延びる約8.1kmの区間は高低差が少なく、四季折々の自然を楽しめる。幅広の区間も設けられ、ベビーカーや車イスでも利用しやすい設計となっている。エルフィンロードとして知られる上野幌からJR北広島駅の区間や、富ヶ岡地区の延伸区間も含まれ、安全性と快適性に配慮されたルートである。
北海道札幌市の澄川1号用水路自転車道路は、総延長1.3kmの短距離コースである。都市内に位置し、初心者や地域住民の日常利用に適しており、気軽に楽しめるサイクリングロードとして親しまれている。
伏古大通自転車道路は、札幌市東区伏古にある1.3kmの短い自転車道である。伏古公園の西側の南北に伸びる道の中央分離帯の中にある道路となっている。
もみじ台自転車道路は、札幌市厚別区もみじ台に位置する約2kmの短い自転車道である。南側で豊平川自転車道、滝野上野幌自転車道路と接続する。
忠別川右岸堤防自転車歩行者専用道路は、北海道東川町の忠別川右岸側を走る2.4kmのサイクリングロードで、大雪山系の美しい景色を楽しむことができる。東部中央公園を通って東神楽サイクリングロードと接続する。
東神楽サイクリングロードは、北海道東川町の忠別川右岸側を走る15kmのサイクリングロードで、大雪山系の美しい景色を楽しむことができる。東部中央公園を通って忠別川右岸堤防自転車歩行者専用道路と接続する。
トカプチ400は、北海道十勝地方を舞台に帯広市を起終点とし、北十勝と南十勝を8の字で巡る総距離403kmのロングライド向けサイクリングルートである。日高山脈や十勝川、太平洋など多様な自然景観を楽しめ、三国峠を含む山岳ルートから平野部のパノラマルートまで変化に富んだ構成となっている。交通量が少なく走りやすい道が多く、雪上サイクリングにも対応したレンタサイクル設備が充実している点も特徴である。また、地域の農業や酪農を背景とした食文化も魅力の一つである。
津軽富士見湖狼ノ長根自転車道は、総距離25.4kmのサイクリングロードである。廻堰大溜池の北岸に沿って進み、五能線手前まで北上した後、岩木川を越えて五所川原市へと至る。
北上花巻温泉自転車道は、総距離26.5kmのサイクリングロードである。北上市の展勝地を起点とし、花巻市内を通り花巻温泉まで続く。沿道では四季の移ろいを感じながら走ることができる。観光地を結ぶルートであり、景観を楽しみながらのサイクリングに適している。
盛岡矢巾自転車道は、総距離28.8kmのサイクリングロードである。盛岡市から紫波郡矢巾町まで続き、御所湖から雫石川沿いを経由して市内へ向かう。太田橋、明治橋、南大橋を通過し、国道396号に沿って田園風景の中を南下するルートとなっている。自然豊かな景観を楽しみながら走ることができる。
遠野東和自転車道は、総距離31.9kmのサイクリングロードである。遠野市の伝承園を起点とし、宮守町を経由して花巻市東和町の田瀬湖までを結ぶ。平成4年度から整備が進められたルートで、民話のふるさと遠野の風情や田瀬湖周辺の自然を楽しむことができる。
仁別雄物川自転車道は、総距離30.6kmの一般県道雄和仁別自転車道線である。雄和黒瀬を起点に雄物川沿いを下り、茨島で酒田街道に入り、秋田市内を通過した後、手形から仁別森林鉄道の廃線跡を利用して仁別まで続く。ルート上には桜並木があり、四季折々の景色の変化を楽しめるのが特徴である。
秋田中央公園自転車道は、総距離28kmのサイクリングロードである。雄物川・岩見川沿いから秋田県立中央公園を経由し、雄物川上流沿岸を蛇行しながら進むルートである。沿道には桜並木があり、四季折々の景色の変化を楽しめるのが特徴である。
秋田男鹿自転車道線は、秋田市から男鹿市までの約39.1kmにわたる、日本海沿いを走るサイクリングロードである。終点付近には男鹿国定公園があり、男鹿半島・大潟ジオパークに指定されているため、特徴的な地形を楽しめる。
庄内自転車道は、山形県庄内町から鶴岡市を結ぶ全長約41kmのサイクリングロードである。東側は立谷沢川沿いを走り、西側は鶴岡から羽黒山まで続く。沿線には、やまぶし温泉ゆぽか、出羽神社、玉川寺庭園、今井アートギャラリーなどの立ち寄り施設があり、文化や自然を感じながら走行できるのが特徴である。
さくらんぼサイクリングロードは、山形市山寺から西川町間沢までの37.4kmに及ぶ自転車専用道路である。ルートの大部分が河川敷に設けられており、安全性が高く景観も良好である。山寺から立谷川、須川、最上川、寒河江川といった複数の河川沿いを走行し、県道や国道の歩道、旧鉄道跡も活用されている。起伏が少なく初心者にも適しており、自然豊かな川沿いの風景を楽しみながら走行できるコースである。
置賜自転車道は、南陽市、高畠町、米沢市を跨る全長23.9kmのサイクリングロードである。その一部である「まほろば緑道」は、かつて米沢駅から赤湯駅までの線路が廃線となり、現在はサイクリングロードとして利用されている。沿線の美しい景色を楽しみながら走ることができる。
みちのく自転車道は、総距離30.6kmのサイクリングロードである。県中地域の阿武隈川沿いを走り、玉川村から須賀川市を通り郡山市に至るルートとなっている。沿道には広大な田園風景が広がり、乙字ヶ滝公園や須賀川牡丹園といった観光スポットが点在している。自然を感じながら走ることができ、風景を楽しみながらのサイクリングに適したコースである。
久慈川自転車道は、総距離22kmのサイクリングロードである。矢祭町の矢祭山付近から棚倉町の棚倉城跡付近まで続き、県道矢祭棚倉自転車道線に指定されている。コースはアップダウンが少なく、初心者でも走りやすい。中間地点には「道の駅はなわ」があり、休憩施設が整っている。久慈川沿いを走るため、川のせせらぎや景色を楽しみながらサイクリングができるコースである。
大川喜多方自転車道は、福島県会津若松市の芦ノ牧温泉から喜多方市の熱塩温泉までを結ぶ全長約50kmの自転車歩行者専用道路である。阿賀川沿いを通り、会津若松市、会津坂下町、湯川村、喜多方市の4市町村を跨ぐ。起伏が少なく初心者やファミリー層に適しており、トイレ付き休憩所や道の駅が整備されている。沿線には観光名所や旧跡が点在し、四季折々の風景を楽しめるほか、始点と終点の温泉で疲れを癒せる。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県
小貝川自転車道は、茨城県道502号取手常総自転車道線として知られる全長約30.9kmの自転車専用道路である。取手市小文間から常総市新井木町まで小貝川の堤防を利用して整備されており、関東三大堰の福岡堰や岡堰、歴史的な間宮林蔵記念館などの見どころが点在する。平成27年度には「新日本歩く道紀行100選 水辺の道」に認定され、自転車だけでなく徒歩でも楽しめる。
利根渡良瀬自転車道は、渡良瀬遊水地から茨城県坂東市の芽吹大橋までの32.6kmにわたるサイクリングロードである。利根川および渡良瀬川の茨城県側堤防上に整備されており、比較的平坦なルートが続く。
涸沼自転車道は、茨城県東茨城郡茨城町から大洗町までの全長22.1kmのサイクリングロードである。ラムサール条約登録湿地である涸沼の北側コースで、湖岸沿いを快適に走ることができる。湿地の自然環境を楽しめるため、初心者から自然愛好家まで幅広い利用者に適している。
恋瀬川サイクリングコースは、茨城県に位置する全長16.4kmのサイクリングロードである。筑波山と恋瀬川の自然を楽しみながら走ることができ、特に家族連れや初心者に適している。沿線には、「常陸風土記の丘」や「いばらきフラワーパーク」などの観光スポットが点在しており、歴史や自然を満喫できる。また、観光果樹園ではフルーツ狩りも楽しめ、四季折々の景色が魅力である。
久慈川サイクリングコースは、日立市の久慈大橋から常陸太田市の常井橋までの15.7kmのコースである。春夏秋冬それぞれの自然の景色を楽しめ、所要時間は片道約2時間だ。コース内にトイレはなく、自転車貸出所にのみトイレが設置されている。初心者でも無理なく走れるが、駐車場が貸出所にはないため、久慈川河川敷に車を駐車する必要がある。
リバーサイドサイクリングロードは、常陸利根川沿いに整備された全長約14.5kmのサイクリングコースである。鰐川橋から常陸川大橋まで続き、緑豊かな田園風景を楽しみながらサイクリングができる。初心者にも適したコースで、途中には息栖神社や日本料理六左衛門などの観光スポットが点在し、休憩所や自転車の修理サービスも充実している。六左衛門では無料休憩所が提供され、地元の名物「うなぎ白焼き」も楽しめる。
鬼怒川サイクリングロードは、常総市にあるサイクリングロードで、鬼怒川の堤防天端や河川管理用通路を活用して整備されている。両岸の堤防上に整備されており、一般道と接続する出入り口からアクセスすることができる。
つくば霞ヶ浦りんりんロードは、旧筑波鉄道の廃線敷を利用した「つくばりんりんロード(40km)」と霞ヶ浦を周回する湖岸道路(140km)を結んだ全長約180kmのサイクリングコースである。2016年に開通し、水郷筑波国定公園の豊かな自然や筑波山地域、鹿島神宮などの歴史的・文化的資産を楽しむことができる。地域活性化を目指し、サイクリング環境の整備が進められている。
鬼怒川自転車道は、総距離22.9kmのサイクリングロードである。道場宿緑地付近を起点とし、柳田大橋や鬼怒橋を経由する約8kmの周回コースが含まれる。路面には1kmごとの距離表示があり、利用者がペースを管理しやすい。
黒川思川自転車道は、栃木県小山市の壬生から野川を結ぶ全長27.1kmのサイクリングロードである。川沿いを走るルートで自然を感じながらサイクリングを楽しめる。
高崎伊勢崎自転車道は高崎市浜尻町から伊勢崎市若葉町までの42.5kmのサイクリングロードで、都市部と自然を結んでいる。道中には観光地や休憩所が点在し、舗装が整備されており、初心者でも利用しやすい。新開橋では広瀬川サイクリングロードと接続し、五料橋~坂東大橋の間では利根川自転車道線と重複する。
渡良瀬川自転車道は、群馬県桐生市錦町から栃木県藤岡町までの全長38.4kmのサイクリングロードである。 このルートは渡良瀬川沿いに整備されており、自然豊かな景観を楽しみながらサイクリングが可能である。沿線には渡良瀬遊水地などの見どころが点在し、季節ごとに異なる風景を堪能できる。また、舗装が整備されているため、初心者からベテランまで幅広い利用者に適している。さらに、東武鉄道やJR両毛線との接続が良好で、輪行にも便利である。
利根川自転車道は、群馬県を起点に茨城県、千葉県、埼玉県を通る全長約100kmのサイクリングロードである。利根川の河川敷を走る平坦なコースが多く、初心者でも走りやすい。沿線には自然景観や観光名所が点在しており、道の駅や休憩所も多いため、快適にサイクリングを楽しむことができる。五料橋~坂東大橋の間では高崎伊勢崎自転車道と重複する。
桃ノ木川サイクリングロードは、群馬県前橋市から駒形駅入口にかけての11.9kmのサイクリングロードである。桃ノ木川沿いを走り、自然豊かな景観を楽しめる。最寄り駅は前橋駅や駒形駅で、どちらからもアクセス可能である。終点で広瀬川サイクリングロードと接続する。
広瀬川サイクリングロード、駒形駅入口から新開橋にかけての約6kmのサイクリングロードである。広瀬川沿いを走り、自然豊かな景観を楽しめる。最寄り駅は駒形駅や伊勢崎駅となっている。始点で桃ノ木川サイクリングロード、終点で高崎伊勢崎自転車道と接続する。
荒川自転車道は、総距離47.5kmのサイクリングロードである。埼玉県さいたま市の国道17号を起点とし、滑川町の武蔵丘陵森林公園まで続く。県内で最も利用者が多い自転車道であり、都心から郊外へ向かうルートとなっている。春には花が咲き誇る景観が楽しめ、公園内には多数の休憩スポットが整備されている。長距離ながら走りやすく、初心者から上級者まで幅広い層が利用できるサイクリングロードである。
江戸川自転車道(埼玉)は、総距離39.3kmのサイクリングロードである。三郷市のみさと公園を起点とし、幸手市の県道境杉戸線(関宿橋)まで続く。道幅が広く整備されており、初心者から上級者まで走りやすい環境である。江戸川沿いには公園が多く、休憩場所にも困らない。大きな橋はくぐって通過する設計となっており、安全に走行しやすい。川沿いを走る日本一長いサイクリングロードの一部として、多くのサイクリストに利用されている。
入間川サイクリングロードは、狭山市の豊水橋から川越市の入間大橋まで続く全長22.8kmの自転車道である。奥武蔵や富士山の景観を楽しめるほか、桜並木や菜の花、コスモスなど四季折々の花々が楽しめる。道沿いには公園やトイレがあり、子供や女性も安心して利用できる。対岸には遊歩道も整備されており、自然散策も可能で、入間川には多くの野鳥が訪れるため、自然観察にも適した場所である。
芝川自転車道は、東京都足立区の都市農業公園から埼玉県さいたま市の八丁橋までの13.6kmを結ぶサイクリングロードである。市街地と自然が共存するルートで、都市部から気軽にアクセスできる点が特徴である。起伏が少なく、初心者や家族連れにも適しており、日常のサイクリングや散策にも利用されている。沿道には公園や川沿いの景観が広がり、都市近郊で自然に親しめる環境が整備されている。
比企自転車道は、総距離13.1kmの一般県道川島こども動物自然公園自転車道線として整備されたサイクリングロードである。荒川自転車道から分岐し、こども動物自然公園までを結ぶルートであり、物見山や越生、鎌北湖、白石峠方面へのアクセスにも適している。都幾川沿いでは県道212号線と並走し、利便性が高い。
緑のヘルシーロードは、行田市の利根大堰から川口市のグリーンセンターまでの全長54.5kmの自転車・歩行者専用道路である。見沼代用水東縁沿いに整備され、サイクリングやジョギングに利用されている。沿道には国昌寺や見沼通船堀などの見どころがあり、見沼の自然を楽しめる公園も点在する。サクラ並木やヒガンバナの群生も見られ、春や秋にはお花見も楽しめる。自転車利用者は歩行者に配慮しながら利用することが推奨されている。
埼玉県富士見市と志木市を通る新河岸川サイクリングロードは、全長2kmのコースである。住宅街からのアクセスが良く、散歩や日常の利用に適している。江戸時代には「九十九曲り」と呼ばれた蛇行河川が、大正から昭和初期の改修で直線化された。
手賀沼自転車道は、江戸川と利根川を結ぶ全長31kmのサイクリングロードである。手賀沼や手賀川の景観を楽しみながら走れるコースであり、特に「手賀沼自然ふれあい緑道」には伝説が刻まれた碑や休憩用のあずまやが設置されている。手賀沼周辺ではレンタサイクルが利用可能であり、シティサイクルや子供用自転車は特定日には乗り捨てができる。沼沿いの安全な道が整備されており、初心者や家族連れにも適している。
印旛沼自転車道は、千葉県八千代市から印旛郡栄町までを結ぶ全長約27kmの自転車道で、正式名称は「千葉県道406号八千代印旛栄自転車道線」。印旛沼周辺の自然豊かな景観を楽しめるルートであり、平坦な道が多いため初心者にも適している。県が整備した自転車歩行者専用道路として、安全に配慮された設計が特徴である。週末には多くのサイクリストや散策者が訪れる。
江戸川自転車道(東京)は、総距離21.5kmのサイクリングロードである。千葉県野田市の境大橋を起点とし、東京都葛飾区の葛飾大橋まで続く。道幅が広く整備されており、初心者から上級者まで走りやすい環境である。江戸川沿いには公園が多く、休憩場所にも困らない。川沿いを走る日本一長いサイクリングロードの一部として、多くのサイクリストに利用されている。
花見川サイクリングコースは、八千代市から東京湾に向かう全長13kmのサイクリングコースである。弁天橋から始まり、花島橋、花見川大橋、天戸大橋などを経由し、深山幽谷のような自然豊かな風景を楽しめる。沿線にはトイレや自転車ラックが設置されており、花見川千本桜緑地やしらさぎ公園などの観光スポットが点在する。初心者から上級者まで利用可能で、歩行者と共用するため安全に注意が必要である。
一般県道銚子小見川佐原自転車道線は、千葉県に位置する全長25.5kmのサイクリングロードである。沿線には、伊能忠敬記念館や水郷佐原あやめパーク、香取神社などの観光名所が点在しており、サイクリングをしながら地域の歴史や文化を感じることができる。道の途中には、城山公園や善光寺などもあり、観光と運動を兼ねたルートとして楽しめる。
太平洋岸自転車道は、千葉県銚子市から和歌山県和歌山市までの延長1,487kmにわたる自転車道である。沿線には富士山などの世界遺産や日本を代表する観光地・景勝地が点在する。銚子市の犬吠埼では白砂の君ヶ浜海岸や奇岩・巨岩の海岸が広がり、国産レンガ第1号建造物である犬吠埼灯台が立つ。山頂や離島を除き、日本で最も早い初日の出を拝める場所としても知られる。
多摩湖自転車道は、総距離22kmの自転車・歩行者専用道路である。狭山丘陵と武蔵野市をほぼ一直線に結ぶ約10kmの区間と、多摩湖周辺を巡るルートから構成される。直線部分は水道施設の上を活用した「水の道」として整備され、都立狭山・境緑道として知られる。起伏が少なく見通しが良いため、初心者にも適している。緑が豊かで、通勤・通学路としても利用される利便性の高いサイクリングロードである。
江戸川自転車道(東京)は、総距離21.5kmのサイクリングロードである。三郷市のみさと公園を起点とし、旧江戸川の河口まで続く。道幅が広く整備されており、初心者から上級者まで走りやすい環境である。江戸川沿いには公園が多く、休憩場所にも困らない。篠崎近辺で江戸川を離れ、旧江戸川沿いを走ることになる。川沿いを走る日本一長いサイクリングロードの一部として、多くのサイクリストに利用されている。
多摩川サイクリングロード(左岸)は、神奈川県川崎市の多摩川スカイブリッジから東京都稲城市までの約54.5kmにわたる自転車道である。信号が少なく快適に走行でき、最寄り駅も多いため輪行に適している。一方で、道幅が狭く人通りが多いため、スピードを出すトレーニングには不向きである。また、一部に一般道や砂利道の区間があるため、事前のルート確認が必要である。
境川ゆっくりロードは、東京都町田市にある全長16.8kmの自転車歩行者専用道路で、境川沿いに整備されている。名称の通り、ゆっくりとしたペースでの利用を促進しており、水辺の鳥や川面を楽しみながらのんびり進むことができる。町田市が管理する道路の一部で、地域住民にも親しまれている。
境川自転車道は、総距離24.4kmのサイクリングロードである。町田市の境川ゆっくりロード、県道451号藤沢大和自転車道線(境川サイクリングロード)、太平洋岸自転車道をつなぐコースである。町田駅を起点とし、小田急片瀬江ノ島駅を終点とする。コースの大部分は住宅地や畑が続くが、鵠沼海岸に出ると湘南海岸の景色が広がる。アップダウンが少なく、自転車専用道路が整備されており、初心者にも適している。沿道には休憩施設も多く、気軽に走行できる。
さがみグリーンライン自転車道は、総距離23.3kmの自転車道である。県道409号(相模川自転車道)として整備され、厚木市関口の国道129号から平塚市千石河岸の国道134号まで続く。自転車歩行者専用道路であり、サイクリングだけでなくウォーキングやジョギングにも利用されている。自然を感じながら走ることができ、初心者から上級者まで幅広い層に適している。
多摩川サイクリングロード(右岸)は、神奈川県川崎市の大師橋から東京都日野市までの約32.2kmにわたる自転車道である。信号が少なく快適に走行でき、最寄り駅も多いため輪行に適している。尾根幹線道路や相模湖方面へのアクセスにも利用可能である。一方で、道幅が狭く人通りが多いため、スピードを出すトレーニングには不向きである。また、一部に一般道や砂利道の区間があるため、事前のルート確認が必要である。
山梨県、長野県、新潟県
久比岐自転車道は、上越市虫生岩戸から糸魚川市中宿までの全長32.1kmの自転車歩行者専用道路である。旧国鉄北陸本線の廃線跡を利用して整備され、国道8号に沿って走るルートとなっている。海沿いを走るため、日本海の美しい景色を眺めながらサイクリングができ、条件が良ければ佐渡島や能登半島も望める。SL時代のレンガトンネルが残され、レトロな雰囲気も特徴である。沿線には海の幸を楽しめるスポットが点在し、景色とグルメの両方を満喫できる。
蒲原自転車道は、新潟市の有明大橋町から泰平橋までを結ぶ全長19.2kmのサイクリングロードである。海に近いルートを通り、新潟駅周辺も経由する都市型のコースである。交通アクセスが良く、日常的な利用や観光にも適している。平坦な道が多く、初心者やファミリー層にも走りやすい設計である。市街地と沿岸の風景が楽しめる点が特徴である。
富士吉田山中湖自転車道は、総距離17.2kmのサイクリングロードである。山中湖村に整備され、湖畔をほぼ一周するルートとなっている。標高約1000mの高原に位置し、富士山を眺めながら走ることができる。ルートの多くは平坦であり、初心者でも快適に走行できる。東京2020オリンピック自転車競技ロードレースのコースの一部を実際に走ることができる点も特徴である。湖畔には自転車レンタル店や観光施設が点在し、気軽に楽しめる。
千曲川自転車道は、上田市から長野市までの全長27.2kmの自転車歩行者専用道路である。千曲川の堤防を活用したルートで、坂城町や千曲市を経由する。初心者からベテランまで楽しめるコースが設定されており、沿線には上田城や武田信玄ゆかりの上田原古戦場、川中島古戦場があり、戦国史に関心のある人にも適している。姨捨駅や長野五輪関連施設にも近く、観光資源が豊富。
あづみ野やまびこ自転車道は、松本市、安曇野市、塩尻市にまたがる全長37.4kmのサイクリングロードである。松本駅、穂高駅、塩尻駅からアクセスが可能で、輪行にも適している。奈良井川に沿って整備されており、沿線には国宝松本城や国営アルプスあづみの公園などの観光地が点在しているのが特徴である。
富山県、石川県、福井県
富山庄川小矢部自転車道は、富山県五福から小矢部市石動駅までの60km弱の自転車道である。旧庄川町から小矢部市までのルートは、廃線となった加越能鉄道加越線の跡地を利用している。越中一宮高瀬神社をはじめとする観光スポットや、加越線の歴史を伝える旧井波駅舎や渋江川橋などを巡り、風光明媚な砺波平野の散居村を眺めながら走行できる。
富山湾岸サイクリングコースは、富山県の氷見市から朝日町までの全長102kmにわたるサイクリングロードである。「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟する富山湾沿いに整備されており、海沿いの絶景を楽しみながら走行できる。勾配が少なく、安全性が高いため、初心者から高齢者まで幅広い層に適している。沿線では、富山湾の海の幸を活かした富山湾鮨が味わえるほか、あいの風とやま鉄道では自転車をそのまま持ち込めるサイクルトレインも運行されており、観光と組み合わせた利用にも便利である。
羽咋健民自転車道は、羽咋駅前から志賀町の観光名所「巌門」までを結ぶ全長約32.9kmの自転車道である。北陸鉄道能登線の廃線跡を利用しているため、車道をほとんど走らずに済み、初心者でも安心して利用できる。沿線では海岸線の美しい景色を楽しみながら、羽咋から志賀町の観光名所を訪れることが可能である。ローカル線の雰囲気を残しつつ、途中には日本海岸門へ向かう山越え区間もあり、多様な風景を満喫できる。
能登海浜自転車道は、石川県内灘町向粟崎から羽咋市柳田町までの全長33.9kmのサイクリングロードである。日本海沿いを走り、白砂青松の美しい海岸線や千里浜なぎさドライブウェイなどが特徴である。日本で唯一自転車で走れる砂浜があり、爽やかな海風を感じながらのんびりと楽しめる。沿線にはサービスエリアがある。
加賀海浜自転車道は、石川県金沢市の健民海浜公園から小松市の安宅海浜公園までの全長25.6kmの大規模自転車道である。海岸線沿いを走り、潮風や波の音を感じながら爽快に走行できる。沿線には松任海浜公園(CCZ)や海水浴場が点在し、寄り道スポットとして手取公園があり、クロマツの美林が広がる自然豊かな環境が特徴である。
小松加賀健民自転車道は、総距離27.1kmのサイクリングロードである。小松市の若杉・吉竹地区にある自然豊かな憩いの森を起点とし、沿岸部の安宅関址公園を経由して加賀市片野町まで続く。海岸線を走るルートが特徴であり、海風を感じながらサイクリングを楽しめる。自然の中を走るため景観も良く、初心者から上級者まで幅広い層に適している。
旧加賀一の宮駅から道の駅瀬女までの20.1kmにわたる「手取キャニオンロード」は、旧北陸鉄道金名線の廃線跡を利用して整備されたサイクリングロードである。起伏が少なく初心者でも走りやすい設計であり、手取峡谷の絶景や河岸段丘の水田、バードハミング鳥越温泉、弘法池など多彩な立ち寄りポイントが特徴である。春の桜並木や秋の紅葉、ソバ花など、四季折々の景観を楽しめるほか、大地と自然、人々との関わりを体感できる。
福井県道801号永平寺福井自転車道線は、福井県吉田郡永平寺町から福井市渕町までの全長26.9kmに及ぶ自転車歩行者専用道路であり、通称「ファインロード」と呼ばれている。起点から終点まで一貫して専用道路として設計されており、車道と分離された安全な走行環境が特徴。 付近には空気入れや簡易工具の貸出を行なっている「自転車の駅」やレンタサイクルも多い。
福井県道802号小浜大飯高浜自転車道線は、小浜市門前から大飯郡高浜町事代までを結ぶ全長40.6kmの自転車歩行者専用道路である。1980年に認定されたが、計画全線は未完成であり、一部区間のみ供用されている。沿線は福井県道23号や国道27号と接続しており、海沿い地域を通るルートである。現在も整備が進められており、将来的には広域的な自転車交通網の一部としての機能が期待されている。
岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
長良川自転車道は、岐阜市から海津市までの全長38kmのサイクリングロードである。住宅地や田園を走るなだらかなコースで、桜やあじさいの名所が点在する。沿線には鵜飼で有名な岐阜市や瑞穂市の国道エリア、大垣市墨俣の一夜城、水郷のまち安八町や輪之内町、羽島市などがあり、豊富な水を活かした農業地帯で地元グルメも楽しめる。終点の木曽三川公園センターでは花に囲まれて休憩できる魅力的なルートである。
浜名湖サイクリングロードは、静岡県浜松市浜名区および中央区の浜名湖東岸を通る自転車専用道路である。湖畔に沿って整備されており、比較的平坦な地形で初心者にも適している。浜名湖の景観を楽しみながら走行できることが特徴であり、観光やレクリエーション目的の利用者が多い。全長の明記はないが、湖の東側を中心としたルートで、地域住民や観光客に親しまれている。
知多半島サイクリングロードは、愛知県武豊町から大府市までの全長32.7kmの半島縦断自転車道である。愛知用水や河川、高速道路沿いに整備され、自転車歩行者専用道路として利用可能である。沿線には「あいち健康の森」をはじめ、知多半島の自然、歴史、文化を結ぶ名所旧跡や公園、野外レクリエーション施設が点在している。
豊田安城サイクリングロードは、豊田市から安城市までの37.8kmにわたる自転車道である。枝下・明治用水路沿いに整備され、一部は暗渠化された水路の上部を活用している。愛知県が管理する「豊田安城自転車道」と「枝下緑道」から構成され、緑豊かな景観と水のせせらぎを楽しめるのが特徴である。豊田市内には未整備区間があるものの、全体として通行は可能であり、自然を感じながら走るのに適したルートである。
中井筋自転車道は、愛知県安城市にある全長3.5kmのサイクリングロードであり、豊田安城サイクリングロードから分岐した自転車道の1つとなっている。終点付近では水の駅が整備されており、季節によってはホタルの観察もできる。
木曽川サイクリングロードは、木曽川沿いに整備された全長26.7kmのサイクリングコースである。木曽三川の広大な空間を活かし、健康作りやレクリエーション活動を支援する施設が沿線に点在している。国営木曽三川公園や一宮市、美濃加茂市、江南市、羽島市にはレンタサイクルが用意されており、利用者は手軽に自転車を借りることができる。
西高根用水自転車道は、愛知県安城市にある全長4.6kmのサイクリングロードであり、豊田安城サイクリングロードから分岐した自転車道の1つとなっている。パイプライン化された明治用水の上部を走る。鉄道や幹線道路との交差が立体化されているため、安全に利用できる。
明治用水西井筋自転車道は、愛知県安城市にある全長13.8kmのサイクリングロードであり、豊田安城サイクリングロードから分岐した自転車道の1つで刈谷市駅まで伸びている。明治用水や暗渠を通りながら知立市役所や刈谷市役所の付近を走行する。
逢妻女川自転車道は、総距離17.6kmのサイクリングロードである。見どころとして、天王橋から男橋の区間では秋に彼岸花やアザミの花が咲き、龍寿院から吉路橋にかけては鯉が遊泳する姿が見られる。自然を楽しみながらサイクリングを楽しめるコースである。
松阪伊勢自転車道は、松阪市京町から伊勢市本町までの41.6kmを結ぶ、三重県道777号として整備された自転車専用道路である。通称「松阪伊勢サイクリングロード」とも呼ばれ、松阪市、明和町、伊勢市を経由する。国道42号や県道705号、60号、530号、37号などと一部重複する区間があり、市街地や郊外を通過する構成となっている。全体として中距離のルートであり、観光や日常利用のどちらにも対応する道路である。
三重県道129号磯部大王自転車道線は、三重県志摩市を通り、磯部町から大王町までの全長約17.2kmの自転車道である。特徴として、さわやかな潮風と木々の緑の中を走ることができ、自然の美しい景色を楽しむことができる。
滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
ビワイチは、琵琶湖を反時計回りに一周する総距離約193kmのサイクリングロードである。体力に応じて全周走破だけでなく、琵琶湖大橋を利用した北側(約150km)や南側(約50km)の区間走行、船によるショートカットも可能である。比叡山や安土城跡、彦根城跡など沿道には歴史遺産が多く、観光と組み合わせた楽しみ方ができる。また、近江鉄道のサイクルトレインやレンタサイクル設備も整備されており、アクセス性にも優れる。熟練者から観光目的の利用者まで幅広く対応するルートである。
加悦岩滝自転車道は、京都府与謝郡与謝野町の滝から岩滝までを結ぶ全長12.2kmの自転車道である。二級河川野田川に沿って走り、自然景観を楽しめるコースである。沿線には野田川町フォレストパークや加悦町古墳公園などの施設が点在し、丹後地方の魅力を感じられる。
栗田半島天橋立シーサイド自転車道は、京都府宮津市田井から宮津市大垣までを結ぶ全長22.5kmの自転車歩行者専用道路である。阿蘇海と宮津湾沿いを走るルートで、日本三景の天橋立を中心にその景観を楽しめる、大規模なサイクリングロードである。
京都八幡木津自転車道は、京都・嵐山から木津川市までの全長45kmにわたるサイクリングロードである。桂川、宇治川、木津川の三川合流地域を通り、関西屈指のサイクリングスポットとして知られている。川沿いの景観を楽しめるコースであり、アップダウンが少なく、初心者でも走りやすいことが特徴である。週末には多くのサイクリストが訪れる人気のルートである。
なにわ自転車道は、大阪市東淀川区の赤川鉄橋から西淀川区の国道43号までを結ぶ、全長約20.7kmのサイクリングロードである。コースは淀川の堤防上から神崎川の高水敷を走るため、自然と都市を繋げる景観が楽しめる。北大阪周遊自転車道と接続し、さらに国道43号の先に進むことで西島川左岸自転車歩行者専用道にも繋がる。安全に走行できる道幅が確保され、幅広い利用者に適している。
北大阪サイクルライン、北大阪周遊自転車道は、大阪市北区から吹田市の万博記念公園までを結ぶ22.8kmの自転車道である。淀川水系沿いを通る前半は大阪中心部を楽しみ、後半は市街地を抜けて緑豊かな万博記念公園に至る。都会の利便性と自然の融合が特徴で、多様な利用者に適している。
南河内サイクルラインは、大阪府八尾市の大正橋から河内長野市原町までの全長21kmの自転車歩行者専用道路である。大和川と石川に沿って伸びるコースで、渓流や府営石川河川公園、応神天皇陵などの大規模古墳群、縄文前期の遺跡や飛鳥時代の群墓など歴史的なスポットが点在する。途中には自転車専用の石川サイクル橋があり、富田林寺内町では豪商の家並みが見られる。
兵庫県姫路市から明石市までの約36kmにわたる「一般県道姫路明石自転車道線」は、海沿いを走るサイクリングロードである。特に江井ヶ島海岸までの約8kmの区間は散歩道(播磨サイクリングロード)として知られている。
加古川右岸自転車道は、兵庫県の高砂海浜公園から志方東公園までの全長22.3kmのサイクリングロードである。加古川沿いや権現ダム周辺の壮大な景観を楽しめるのが特徴で、所要時間は約2時間。播磨中央自転車道とも接続しており、自然豊かなコースが多くのサイクリストを魅了している。
播磨中央自転車道は、兵庫県加西市を縦断する全長14kmのサイクリングロードである。玉丘史跡公園や四季折々の景観を楽しめるフラワーセンターなど、歴史と自然を満喫できるスポットが多く点在しているのが特徴である。
神出山田自転車道は、神戸市北区から西区にかけて続く全長19.2kmのサイクリングロードである。里山地域に位置し、田園や湖畔の風景が広がる自然豊かなコースで、沿線にはつくはら大橋休憩所の「BE KOBE」モニュメントやカフェ、レストランも点在している。
猪名川サイクリングロードは、園田地区に広がる猪名川と藻川に沿った全長6kmのサイクリングコース。距離が短く休憩所も多く、初心者にも優しい道となっている。
武庫川サイクリングロードは、西宮市の一里山町から東鳴尾町までの約7.3kmにわたるコースである。ほぼ平坦な道で、初心者でも快適に走れる。松並木や春の桜、菜の花、秋のコスモスなど季節ごとの景観を楽しめ、河川敷のため信号で止まることなく走行できる。休日は家族連れやジョギングを楽しむ人々で賑わい、JR甲子園口駅近くの「レンタサイクル駅リンくん」からも自転車を借りることができる。
奈良自転車道は、奈良県奈良市東向中町から生駒郡斑鳩町法隆寺までの23.2kmにわたるサイクリングロードである。この道は、途中で飛鳥葛城自転車道と接続する。歴史ある古都の風景の中を巡るコースであり、歴史や文化に触れながら走行できるのが特徴である。
大和中央自転車道は、奈良県磯城郡川西町下永から橿原市久米町までの17.6kmにわたるサイクリングロードである。この道は、途中で飛鳥葛城自転車道と交差する。歴史ある古都の風景の中を巡るコースであり、歴史や文化に触れながら走行できるのが特徴である。
飛鳥葛城自転車道は、奈良県大和郡山市から石舞台古墳までの29.1kmにわたるサイクリングロードである。葛城川沿いを走るこの道は、奈良自転車道と接続し、大和中央自転車道とも交差する。歴史ある古都の風景の中を巡るコースであり、歴史や文化に触れながら走行できるのが特徴である。
京奈和自転車道は、京都市西京区嵐山から和歌山港までの約180kmにわたるサイクリングルートである。紀の川の堤防や河川敷を走る安全で安心なコースで、初級者から上級者まで楽しめる。途中には「貴志駅」や「粉河寺」などの観光名所があり、ロングライドも可能で、紀の川河口からJR隅田駅までを往復すると約120kmとなる。京都府、奈良県、和歌山県が連携して整備しており、観光にも適したコースである。
鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
因幡自転車道は、鳥取県の鳥取砂丘前から鳥取市河原町の出合橋まで千代川沿いに続く全長20.3kmのサイクリングロードである。川沿いのルートで自然を感じながら走ることができる。
鳥取県道501号倉吉東郷自転車道線(通称:伯耆自転車道)は、鳥取県倉吉市と東伯郡湯梨浜町を結ぶ全長24.3kmの自転車・歩行者専用道である。旧国鉄倉吉線の廃線跡を利用しており、河川や日本海、東郷湖畔の景色が変化することが特徴である。観光地の周遊にも便利であり、桜のトンネル、温泉、レトロな街並みなど多彩な魅力を持つ。
弓ヶ浜自転車道は、米子市福市から境港市上道町までの約26.2kmのサイクリングコースである。米川沿いに伸びており、米子鬼太郎空港の北側を迂回しながら走る。一旦停止が必要な箇所が多いため、スピードには注意が必要。
白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコースは、境港市の境夢みなとターミナルから米子市の日野川河口までの約15.6kmにわたるコースである。アップダウンがほとんどなく、海岸や松林の中を走りながら、日本海と大山の美しい景観を楽しめる。コースにはレンタサイクルの貸し出し所があり、ファミリーや初心者でも気軽に楽しめる。ウォーキングやジョギングにも適しており、また、皆生温泉では足湯でリフレッシュできる。
出雲路自転車道は、島根県出雲市の鹿園寺町から大社町杵築北までを結ぶ全長31.2kmの自転車・歩行者専用の一般県道である。松江から宍道湖の北岸を通り、稲佐の浜を経て出雲大社に至るルートであり、途中には斐伊川の分流に沿って走る区間も含まれる。歴史や自然に触れながら走行できるのが特徴である。
宍道湖湖北自転車道は、出雲大社と松江城を結ぶ全長21.8kmのサイクリングロードである。宍道湖北側を通るこのルートは、美しい宍道湖の景観を楽しみながら走行できるのが特徴であり、水面を渡る風を感じる爽快なサイクリングが可能である。
吉備路自転車道は、総社市スポーツセンターから岡山市の岡山県総合グラウンドまでの約22kmのサイクリングロードである。途中には作山古墳や備中国分寺、吉備津神社など歴史的な名所が点在し、四季折々の自然を楽しみながらサイクリングができる。途中で吉備高原自転車道と接続する。平坦なコースで初心者や家族連れにも適しており、「日本の道100選」にも選ばれている
吉備高原自転車道は、岡山県岡山市から加賀郡吉備中央町までの33.2kmのサイクリングロード。山並みの中、豊かな自然を味わうことができる。吉備路自転車道とも接続する。
片鉄ロマン街道は、鉄道廃線敷を利用した34.6kmのサイクリングロードである。中級者向けのルートで、吉井川との景観を楽しむことができる。沿道には駅舎やプラットフォーム、信号機など、かつての鉄道の面影が残っており、歴史的な雰囲気を感じることができる。さらに、日生の海の幸や湯郷温泉、津山のホルモンうどんなどのご当地グルメも魅力的である。
しまなみ海岸サイクリングロードは、広島県尾道市から愛媛県今治市までの約70kmにわたって整備された、日本初の海峡横断型サイクリングロードである。瀬戸内海の島々を橋で結びながら走行でき、沿道にはレンタサイクルターミナルや乗捨て可能な施設も整備されている。交通量が少なく「ブルーライン」や休憩所「サイクルオアシス」などが充実しており、初心者でも安心して利用できる。歴史や文化に触れられる景観と設備の整った環境から、「サイクリストの聖地」として国内外で高く評価されている。
山口秋吉台公園自転車道は、山口県道501号線として整備された自転車道で、山口市宮島から美祢市秋芳町の秋吉台までを結ぶ全長30.8kmのサイクリングロードである。起点から終点の秋芳洞の入り口まで、自転車・歩行者専用道路として整備されており、安全にサイクリングを楽しめる。道中では、山口の自然豊かな風景を満喫しながら走行することができる。
周防往還自転車道は、山口市宮島町から小郡下郷までの36.5kmを結ぶ自転車道である。長州藩の参勤交代路「周防往還」にちなみ名付けられ、山口市と防府市を通過する。大半の区間は国道・県道に並行して整備されているが、防府市台道から山口市小郡下郷間には単独路線も多く含まれる。歴史的背景を持ち、通勤・通学や観光にも利用可能なルートとして整備されている。
佐波川自転車道は、佐波川ダムを起点に佐波川沿いを通って新橋まで至る全長30.7kmのサイクリングロードである。川沿いの自然を活かしたコースで、周辺ではアユ釣りやバードウォッチングも可能である。近隣にはサイクリングターミナルや防府競輪場があり、休憩や観戦などの施設利用もできる。比較的平坦で自然環境に親しみやすく、幅広い利用者層に対応したルートである。
徳島県、香川県、愛媛県、高知県
鳴門市撫養町から徳島市川内町までの32.6kmにわたる「鳴門徳島自転車道」は、吉野川や今切川、旧吉野川の流域と紀伊水道の海岸線を通るサイクリングロードである。アップダウンが少なく走りやすい。海岸線や淡路島の眺望に加え、空港地下道や月見ヶ浜海浜公園、加賀須野橋、阿波しらさぎ大橋など多彩な景観と設備が特徴である。
香東川自転車道は、香川県高松市塩江町から高松市中新町まで伸びる全長21.4kmのサイクリングロードである。殆どが独自区間で、香東川の堤防沿いを走行する。香川空港近くの鮎滝橋東詰にて、綾川自転車道と接続する。
綾川自転車道は、香川県高松市香川町から丸亀市土器町まで伸びる全長38kmのサイクリングロードである。高松空港近くから丸亀まで、綾川や府中湖の景色を楽しめる。始点で綾川自転車道と、終点で土器川自転車道と接続する。
土器川自転車道は、香川県丸亀市の土器川大橋を起点に、琴平町を経由して観音寺市観音寺町まで続く全長36.7kmの自転車道である。土器川沿いに整備されており、運動に適したコースである。沿線には飯野山(讃岐富士)や丸亀城などの景観が楽しめる。起点で綾川自転車道と接続する。
重信川サイクリングロードは、松山市の松山中央公園から東温市の新横河原橋までを結ぶ全長24.2kmのサイクリングロードである。比較的平坦な道が多く、初心者でも安心して走行可能である。沿線では重信川の豊かな自然や四季折々の風景を楽しむことができ、また、観光地や交流施設、飲食店などが点在しており、休憩を取りながらサイクリングを楽しむことができる。
高知室戸岬自転車道、南国自転車道は、香南市吉川町古川から安芸市西浜まで伸びる全長21.7kmの自転車道。夜須から安芸までは、土佐電鉄安芸線の廃線の跡地を利用して走る。海岸線、市街地、漁港などさまざまな景色の中を走り、春には桜を楽しめるポイントもある。
一般県道中村大方自転車道線、通称「黒潮四万十自転車道」は、高知県四万十市山路から幡多郡大方町浮鞭までの43.3kmの自転車道で、四万十川沿いを走る四万十コース(30km)と土佐湾沿いに走る黒潮コース(13.3km)からなる。四万十コースは折り返し地点にある佐田の沈下橋(今成橋)が有名。
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
遠賀川河川敷サイクリング道路は、飯塚市新立岩から直方市溝掘までを結ぶ全長12.5kmの自転車歩行者専用道である。昭和46年から昭和53年にかけて整備され、主に遠賀川河川敷を走る。利用者はサイクリングのほか、散歩やジョギングを楽しむ人々で、筑豊の四季折々の風景を楽しみながら走行できる。安全な自転車交通を確保することを目的とし、心身の健全な発達にも寄与する道である。
北九州遠賀川自転車道線は、芦屋町から北九州市若松区、宗像市を結ぶ全長33.4kmの自転車道である。遠賀川河川敷を通り、四季折々の風景を楽しめるため、サイクリング、散歩、ジョギングなどが可能で、多くの人に利用されている。自転車道には200メートルごとに距離標が設置され、貸し自転車が中間市地域交流センターや芦屋海浜公園、波津海岸で利用できる。海と川の景色を楽しみながら快適にサイクリングできる道である。
筑後川自転車道線は、九州最大の河川である筑後川に沿って走る全長27.4kmのサイクリングロードである。うきは市吉井町の原鶴大橋上流から久留米市合川町の宮ノ陣橋まで続き、耳納連山を眺めながら走行できる。高低差が少なく走りやすいコースで、初心者にも適している。宮ノ陣橋から筑後大堰まではリバーサイドパーク内の公園管理通路として利用されている。
ひびき灘自転車道は、全長33kmの自転車専用道路で、海の香りを感じながら走れるコースである。世界遺産に登録された宗像・沖ノ島と関連遺産群が点在する地域を巡るルートで、車道とアップダウンが少なく、初心者から上級者まで楽しめる。休憩所が随所に設置されており、ポタリングを始めたばかりの方にも適している。
玄海自転車道は、福岡市西区の「福重」から「今宿」、「西浦」を経て「二見ヶ浦」までを結ぶ全長14.4kmのサイクリングロードである。海沿いや松原を走るルートで、歩行者も通行するため注意が必要である。初心者から上級者まで楽しめるが、物足りない人は糸島半島巡りや観光も可能。
佐賀環状自転車道は、佐賀県佐賀市嘉瀬町荻野を起点終点とするサイクリングロードである。平野部を環状に巡る道路であるためどこからでもアクセスができる。佐賀線跡区間(約5km)は、特に徐福サイクルロードと呼ばれる。
野母半島サイクリング道路は、長崎市江川町から三和町野母崎町までの20.5kmにわたる、長崎県唯一の大規模自転車道である。道路幅は3.0mで、山と海に囲まれた変化に富んだコースとなっており、四季を感じながら走行できる。水仙の里公園や権現山展望公園などの観光地が沿線にあり、ベンチや休憩所も整備されているため、子供から大人まで楽しめる家族向けの施設である。貸自転車も利用可能である。
ゆうかファミリーロードは、熊本市から山鹿市までを結ぶ全長33.6kmの自転車歩行者専用道路である。井芹川沿いを走り、植木駅付近からは旧山鹿温泉鉄道の廃線跡をたどるルートとなっている。沿線には歴史的文化遺産が点在し、休憩所も整備されているため、初心者でも安心して利用できる。自動車と接触する危険が少なく、健康づくりやレクリエーションに適している。ゴール地点の山鹿市では、歴史ある街並みや温泉も楽しめる。
球磨川サイクリングロードは、人吉市から湯前町まで続く全長31.2kmの自転車専用道路である。球磨川沿いを走るコースで、四季折々の風景を楽しみながらサイクリングができる。自然豊かな人吉球磨地域を巡るルートには、観光スポットや飲食店が点在し、立ち寄りながら走ることが可能である。道中には温泉もあり、サイクリング後の疲れを癒すことができる。初心者から上級者まで幅広い層に適したコースである。
国東半島サイクリングロードは、総距離35.2kmの自転車道であり、瀬戸内海沿いの景色や潮風を感じながら走行できるルートである。国東市内を周遊するルートとして、「Southコース(約3km)」と「Northコース(片道約13km)」の2種類が設定されている。「道の駅くにさき」にある国東市サイクリングターミナルでは、一般自転車から電動アシスト、キッズサイクル、GIANT製ロードバイクまで幅広い車種が手頃な料金でレンタル可能である。観光案内所ではルートMAPも配布されている。
メイプル耶馬サイクリングロードは、大分県中津市から守実温泉を結ぶ全長36.5km(うち22kmが専用道)のコースである。旧耶馬渓鉄道の廃線跡を利用し、1982年に整備された。勾配が緩やかで初心者や家族連れに適しており、新緑や紅葉、青の洞門といった景勝地のほか、鉄道のトンネルや鉄橋を楽しむことができる。2010年には日本経済新聞より発表された「おすすめのサイクリングコース」で全国2位を獲得した。
大淀川自転車道は、宮崎市役所から綾町北俣までの全長23.2kmのサイクリングロードで、綾宮崎自転車道の一部を走る。大淀川沿いを上流に向かって進む平坦な道で、穏やかな川沿いの風景を楽しみながら安心して走行できる。車道と自転車道が区別されており、安全に利用可能である。道なりに本庄川沿いとなり、最終的にお酒のテーマパーク「酒泉の杜」でゴールし、温泉やお酒を楽しむことができる。
一般県道宮崎佐土原西都自転車道線、通称「一ツ葉・西都原自転車道」は、宮崎県宮崎市佐土原町から西都市までの約24kmの自転車道である。日向灘に面した海岸沿いを北上する区間と、一ツ瀬川沿いに上流に向かう区間で成り立つ。道中には古墳ををはじめ史跡の数々や宮崎市フェニックス自然動物園、フローランテ宮崎などのレジャー施設も点在。
肝属川河畔自転車道は、東串良町新川西から鹿屋市吾平町上名までを結び、肝付町を横断する総延長20.9kmの自転車道である。肝属川沿いに整備され、周囲は川と緑に囲まれており、春には桜や菜の花が咲く自然豊かな環境にある。起点・終点付近には吾平上山稜があり、歴史的な観光資源にも恵まれている。比較的平坦で走りやすく、景観と歴史を楽しめるルートとして整備されている。
吹上浜砂丘自転車道は、鹿児島県南さつま市から日置市までを結ぶ全長23.1kmの自転車専用道路である。日本三大砂丘の一つである吹上浜を縦断し、東シナ海に沈む夕日などの雄大な景観が特徴である。観光スポットや温泉施設も沿線に点在し、観光とリフレッシュを兼ねた利用が可能である。マップは鹿児島地域振興局や日置市で入手できる。景色を楽しみながら走行できるサイクリングロードである。
沖縄のみち自転車道は、沖縄県南城市玉城前川から那覇市首里当蔵町の首里城公園までの14.7kmを結ぶ自転車兼歩行者専用道路である。通過地点にはミントングスク、玉城グスク、ヤハラズカサ、浜川御嶽、知念グスク、知念大川などの歴史的・文化的な名所が点在しており、観光を兼ねたサイクリングが可能である。舗装された一般県道上に整備されており、市街地と歴史遺産を結ぶコースとして整備されている。